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思わず言い過ぎたかな? 

 12月いっぱいまで市民団体の要望を聞く時間はない、という小田木真代市長。

 就任の言葉を見ると「市民のために、市民とともに」と決意を書いている。しかし実態はほとんどの市民団体とは話をしないという。今日の要望書の提出も、役員3人で実施したが、担当役員が対応するのみであった。

 要望書は「市が予定している道の駅構想に、地元農産物の加工場の併設を求める」ことと、「レストランを作って地物無農薬野菜を使うこと」の要望と、「乳製品の加工場を併設して作って、高萩ブランドとする」こと、そうして、その為のプロジェクトチームを市の中に作って、市民のアイデアを持ち寄って、市民参加型の道の駅にすること、というのが1点。

 2点目は、市内の買い物難民解消に向けて、JAの移動販売が山間部のみなのを、市内の中にまで市の補助金を使って広げる工夫をしてほしい。ということである。

 道の駅は遠くの住民をも引き付けるコンテンツ(中身)がないと、地産地消だけでは埋没してしまって、逆に市民の重荷になっていく可能性が高い。

 そのために、無農薬野菜のレストランで他の道の駅との区別化をすることと、最近特に品薄感のでている国内産乳製品の加工品をブランド化して、そこに行かなければ手に入らないものを作っていくという、作るまでは苦労するが出来上がるものは独自性にあふれているものにしていくということなのである。

 市長は「やるかどうかは検討してみないと分からない」と言っている。今はコンサルト会社に市の予算を使って調査している段階である。「決めるのはコンサルト会社なのか?」と聞いたら、中央から来た青年部長はシドロモドロで、「議会が決める」というので、「市長ではないのか」というと「議会の承認を得ないとできない」と・・・

 私が聞いているのは誰が事をリードするのか、ということである。全然答えになっていない。まーしょうがない。期待が出来ないから要望するのだから・・・

 ちょっと驚いたのが新聞記者が2人来ていたが、秘書課の課長が「記者に言ったんですか、こういうのは市から言うことにしているんです。」と言ったっことだった。「言うかどうかは市に決めてもらうことではないでしょう。」と言ったが、記者は取材もせずに帰って行ってしまった。マスコミまで統制しているのだなーとびっくりした。

ご無沙汰のブログ記事 

 PC操作が疎くて自分のブログに入れない状態が長引いていたが、何だかいじっていたら繋がったので、活動報告を兼ねて書いてみたい。

 ここ高萩市で住民グループの結成をした。団体名を「農・食・人セーフティーネット」と言って、私が代表に就任することにした。

 役員体制は代表・副代表・事務局長・事務局次長(財政兼務)で、各方面の方々にアドバイザーの就任して頂いている。各方面と言うのは、農業関係・行政区長・青年会議所・商店会・一般住民など等・・・

 それで趣旨は、ここ高萩市内の農業者・商業者の活性化を目的にしている。読者諸君は知っていることと思うが、農産物の自給率は40%以下と言う惨状で、加えてTPPはここ高萩市内の農業も崩壊に陥れかねない。

 商業地はご多分に漏れず「閉店ガラガラ」の状態で、日中店を開けて電気をつけていることさえ厳しい商店が沢山ある。

 その現状に活を入れたいと思う。

 団体は、各方面にアイデアを示して要望をする活動を中心にしたいと考えている。

 ここの市長は右翼集団、「美しい日本国憲法を作る国民会議」のメンバーで、市内の現状を憂いて何とかしようなどという意識は微塵も感じられない。

 多くの人たちに、私のアイデアを話して歩いたが、大半が市長に批判的な声であった。それも自民党内部の人間である。

 その人たちと繋がって行けないかどうかを模索中である。ある意味では自民党の中にあって政治的な犠牲者でもあるのである。行き場のない怒りを一つの方向に集約できれば、この地の政治の在り方をある程度まで変えることが可能である。

 その道筋を作っていくためには、農業者と商業者を元気にするアイデアと決意を私自身が持たなければならない。そう考えている。

 明日25日は一回目の要望書を市に提出する日である。可笑しなことに市長は「12月まで市民の要望とか会見などが詰まっていて、まったく時間が取れない」と断られた。流石は市民のほうを向かず、安倍政権だけを向いている市長らしい。徐々に徐々に盛り上げていくことを考えている。

日本人の人権意識、オリンピックを見て。 

 オリンピックを見てあきれ返り、うんざりしたことがあった。

 それは女子レスリングの吉田沙保里選手が決勝で敗れて銀メダルに終わったことを嘆いている姿である。「日本選手団の主将なのに金メダルを取らなければならないのに取れなくて申し訳ない・・・」と言うのである。

 そんなことが無駄な緊張を生んで普段の力を発揮できない背景になっていたらしい。個人の個がない話である。

 成人したバカ息子が犯罪を犯して親が出てきて謝罪する姿も、あほらしいと思っているのだが・・・

 為末大氏が「外国選手は自分のやり方について感想を言うのに、吉田選手の対応には違和感を感じた。」と言っていたが、同感である。いい年をして自分の人権意識もなく、個を発揮できない空気を気味悪がって見ていたのだろう。

 自民党の若い代議士が「戦争をしたくないという利己的なやつがいるのが許せない」という趣旨の発言をしてバッシングを受けて自民党を離党したが、こいつは吉田沙保里選手をべた褒めしていることだろう。

 こういうことの積み重ねが日本を悪い方向に悪い方向にと動かしているのだと思う。嫌なものを嫌と言えない空気と言うのが蔓延しているのである。

 翻って、体操個人総合を争ったウクライナの選手が、最終競技を残してトップを走っていたが、最後の種目で内村航平選手に逆転されたことを巡って記者団から「内村選手は審判団から好かれているから金メダルになったのではないか」と質問されたことに、「無駄な質問だ、内村選手と自分が金メダルを争えたことが光栄なことだ」と内村航平かばったことが報道されたが、見習ってほしい。

 吉田沙保里には、銅メダルを取るために4年間努力してきた選手や、銀メダルを誇りとしている選手に対して、極めて失礼だということに気付いてほしい。

 マラソンで転んだ相手を気遣って助け合った話や、カヌー競技で銅メダルを取るために人生をかけて臨んだ感動話がある陰で、オリンピックを見ていて、この吉田選手の涙くらい気分の悪いことはなかった。ええ加減にせんか!

状況によっては放射能より怖いもの 

 放射能が目に見えなく、それが尚更人々を不安に陥れていると思いますが、目に見えない不安は放射能だけに限らないという話。

 毎月定例的に開催している座談会でその話をした。

 アメリカ、モンサント社が恐怖の農薬、ネオ・ネコチノイド(7種類)を売りまくっています。その農薬はヨーロッパ各地でミツバチの神経系を破壊し、アメリカでも日本でも(時に北海道)ミツバチの巣の崩壊を引き起こし、石川県ではアキアカネの全滅という現象を起こしている。

 このモンサント社はベトナム戦争で”枯葉剤”を振りまいて多くの犠牲者をだし、ラウンドアップという除草剤では世界中から嫌われて、その経験のノウハウで、ネオ・ネコチノイド系農薬を世に送り出している、人殺し会社である。(日本では日本モンサント社)

 ヨーロッパ各国では禁止する国が相次いで、売れなくなったネオ・ネコチノイドを日本と韓国に売りまくっている。

 葉物野菜に時に大量に使われるこの毒薬は、ホウレンソウでは今までの13倍に残留農薬基準を緩和した。日本の馬鹿ぶりだ。

 更に、モンサント社は遺伝子組み換えというとんでもない野菜を世界中に広げようとしている。農産物の加工品として雪崩を打って日本に出回って、チョコレートが、アイスクリームが、スナック菓子が、油類が、「基準以下は表示義務なし」と出回っているのである。まったく目に見えていない。

 これから先、TPPによって何もかもが自由に出回って、文句をつけようならば、「TPP違反」「憲法より強い法律TPP」「ISD条項違反」に日本は支配されるのである。

 目に見えない恐怖は放射能だけではない。いま私たちの身近なところに氾濫しているのであり、これから益々氾濫していくのである。

原発事故時の避難計画に思う。 

 鹿児島県の三反園知事が、鹿児島川内原発の避難計画に対して、見直しをしている。

 避難計画の具体性を見てみたら、避難先も指定されていることすら分からなかったり、多くの住民が避難することが現実的には無理だったり、問題点が浮き彫りになりつつあるという。

 避難計画の非現実性の最たるものに、国が基準を示している、原発事故が起きたときに、原発から5キロ以内の住民には避難命令を出すのに、それより以遠の住民には、500μsv/毎時以上の放射線が観測されるまでは自宅待機しろ、という命令をすることになっているが、その地域の住民に話を聞くと、60%の住民が「すぐに逃げる」と答えている。事実福島原発事故でも30キロ圏内はほぼ100%の住民が避難した。

 福島県の場合、50キロ圏内もの多くの住民が一時的だったりの事例も含めて、大半の住民が避難を経験している。

 因みに500μsv/毎時という放射線は、500×24時間×600日=7.2svになり、その場に1年8か月いると、100%の人が死ぬ放射線を浴びることになる。

 1年くらいなら問題ないかと言ったら4.3sv(4.300msv)になり、これまた大半の人間は命の危険にさらされることになる数値である。

 こんな国の「自宅待機」などというバカげた政府の指示を信じて従っていたら、自分の命も守れないのである。原発事故の放射線は、家の中にいれば、内部被ばくは防げるが、外部被ばくはほぼ防げない。

 よくよく考えてみると、声高に「原発反対」と叫んで煙たがられるより、この現実を訴えて、「知事として避難させる自信がない」と訴えたほうが、人々の共感を得るのだと思う。「東京から250キロ以内の原発の再稼働に反対」などと言っても、有権者には”必要悪”としてしか響かないが、東海原発の事故を想定した避難の話ならば、誰しもが納得できるのではないだろうか。

現地視察同行案内 

 一週間ほど前、東京から6人ほどが双葉郡の現状視察に行きたいので、案内を兼ねて、色々と話を聞かせて頂きたい、ということで、2日間同行した。

 普通に見るだけならばそれは自分で想像するだけなのだが、私がそれに若干の説明を付けたすと、それは一つの物語になるのだろう、「色々なことが分かって良かった」という感想を聞くことが出来た。

 その日の夜は、原発事故問題を振り返ってもらって、更に今の問題を考えて頂いて、加えて原発事故が、いつでも自分たちの周りで起こりうる自己であることを、もう一度考えてもらった。

 その日の夜と次の日の午前中は交流を中心に、今の社会の在り方、自分たちの運動のありかた、人との関わり方、など意義深い話し合いをすることが出来た。

 私はかねがね、原発事故を特殊なものではなく、日常自分たちの周りに共通するものであり、その日常の矛盾に気が付かなければ、本来の意味で、福島原発事故から学んだことにならないのではないか、と思っていたので、多くの人間の前での話ではない今回の案内が、その話をするまたとない機会であったので、とてもよかったと思っているのである。

 実は今回私が6人の方の前で話した内容は、あらすじが、11月に頼まれている、立教大学での講義の内容にと考えているものなのである。

 若い人たちに、今の社会の中に潜んでいる問題に気付いてもらうきっかけになる話をしたいと思っているので、その試しの内容にもなっていた。もう少し内容を深めて行きたいと、今考えている。

町を変える力を作る。 

 何も「原発反対」と言わなくても原発に反対する運動をすることは出来る。

 人それぞれなので、色々なやり方がってもいい。ある人は口を開けば「原発反対」と叫び、ある人は何も言わないが心の中は「原発反対」である。

 私は今、ここ住んでいるところで、農業者とつながるための取り組みをしたいと想い、一つの取り組みを進行中である。

 最初自分で作った(案)を数人の人たちに示して話を聞いた。散々に言われた「勉強が足りない」とも・・・

 私がやりたいことは農業者を中心にして住民とのつながりを作る、ということと、その為に自治体に様々な要望をして、自治体の在り方を変えたい、と思っているので、「勉強が足りない」「この方法では実現が出来ない」と言われれば、その方法は、幾ら考えるのに苦労したとしてもそれは変えられる。

 このブログを見ても何を言わんとしているか分かりにくいと思う。私が何故農業者とつながろうとするかと言うと、農業者は今政治の犠牲者である。だから各地でTPPなどを争点にすると、選挙でさえ勝利する、その人たちとつながらないと、自治体を変えることは出来ない、と思っている。自民党であろうが関係はない。そこに大きな目的を持つということである。

 自分のやりたいことが明確なので、戦術的なことは幾らでも変更可能なのである。より農業者が受け入れられる内容に作り上げられれば、より私が考えている目標に近づける。

 それでやりかた方法を変えて、再度農業者、議員(専業農家)、直売所の経験者などを訪問した。

 「前よりは良い」「協力したい」「よく勉強してる」「優れた計画だ」「前の案には反対だ!出来るわけない」などの反応があった。

 若い農業者(自民党の看板があるところも・・・)と話していくと「今の市はやる気がなくて全然だめだ」と強い批判の声も聴けた。

 このことに対する賛同者を求めようと動き始めて1年近くになるが、やっと少し光が見えてきた気がする。

原子力規制委員会と、島崎氏の攻防。 

 4年前からの新聞切り抜きを整理していて、現在の動きとドラマの様につながる話があった。

 2012年2月6日の朝日新聞に、原子力委員会(規制委員会ではない)の3人に原子力関連業界から1800万円が寄付されている。という記事があった。

 2年後の2014年5月20日に、原子力規制委員会の副委員長に就任していた島崎邦彦氏(地震予知連会長、東大地震研究所教授)が、あまり厳しいので、自民党と電力業界から嫌われて、「やめろ」の圧力を受けて辞任させられたのだが、その代わりに、原子力関連業界から1800万円の寄付を受けた中の一人、田中知(とも)(東大教授)が就任する、というニュースが新聞報道された。

 さらにその2か月後の7月5日に、その田中知氏が、原子力業界から多額の寄付を受けていて、規制委員会の仕事が骨抜きになるのではないか、という新聞記事が載った。

 ご存知のように、その後次々と原発の再稼働が進められていく。

 さて時は過ぎて、今月の新聞報道で、島崎邦彦氏が「大飯原発の活断層の地震発生予想のガル(地震のエネルギー単位)の想定が、4分の1に過小評価してしまったので、やり直していただきたい。」と原子力規制委員会に申し入れをした、というニュースが報道された。

 この関連記事は7月21日現在で東京新聞では6回に渡って出ている。記事のポイントを追っていくと、当初原子力規制委員会では「再計算をしたが、むしろ関電の計算値よりも低く出たので、問題ない、と島崎氏に報告し、了解してもらった。」となっている。

 しかし、島崎氏は納得などしておらず、規制委員会と直接話した。(公開という規制委員会の趣旨を踏み外している、と批判されたため)規制委員会の田中委員長は「確かにそうだが今はそのことに対する地震学会の見解がまとまっていないので見直さない」と回答したが、納得せず。

 規制委員会は不適切を認めたが、評価方法は変えない、と言っていたが、再議論をすることになった。理由は、事務方で意図的に低い数値の結果を出すための計算をしていたというのである。規制委員会の田中知氏ではない他の委員が「ショックだった。説明を聞いていると。科学を逸脱したと感じた。もしそうなら、何をやってるのか分からなくなる。」と感想を述べている。

 島崎氏の学者としての見識の高さと、田中知氏と言う金の力の前で人の命さえも平気で無視してしまう、という人間の違いが透けて見えるから面白い。日本ではこれほど明け透けな、犯罪的なことをやっても何の責任も取られない。

 金の力は大きい。島崎氏の代わりに委員に就いた田中知氏という東大教授は、活断層と地震動の関連を評価するというこの計算が出来ないか、やらなかったのである。わざとであろう。だって計算して別な答えを出したら、自分の未熟さが露呈してしまい、正しい答えを出したら、大飯原発は動かせなくなるのだから、「なんだ田中は、あれだけ金を受け取っておいて、何もできないやつだ!」となってしまうのだから、だんまりを決め込むしかなかったのだろう。

甲状腺ガン、再発と転移と傷と。 

 私が所属しているWG(ワーキンググループ)の会合が2カ月に1回開かれていて、先日行ってきた。

 それぞれが研究成果の発表をする。都度違うことが出たりする。私の前の職場の先輩は原発廃炉の現状と問題点についての報告をした。

 三春町の大先輩(85歳)は、事故後3月12日から自前の線量計で、自宅近辺の放射線量を測り続けていたことを数値を持って報告していた。三春町は福島原発から20キロ圏内の自治体以外では、例外的に15日の夕方にヨウ素剤を40歳未満に配布した自治体である。

 その配布のタイミングは、双葉郡の富岡町で三春町に避難してきた住民対象に富岡町の職員がヨウ素剤を配布しているのを見て、取り組んだのであるが、85歳の大先輩が線量を測っていて3月15日から急に放射線量が上がるその30分前に配布が終了しているのである。

 因みに三春町は、事故当時18歳未満の人の中では、誰一人甲状腺がんに罹患した人はいない。その成果は歴然である。

 福島県は「三春町は昆布を食べていた住民が多かったからだ。」などというとんでもないことを言っている。福島県は全県民分のヨウ素剤を持っていながら配らなかったのである。

 WGには三春町の写真家(Hさん)も参加されて、原発事故を巡る様々な実態を克明に訴えてくれた。

 その写真の中に、甲状腺がんで再発して転移し、再手術を2回やった若い女性の喉の写真を見せられた。生々しい写真である。とてもまともに見れない直視に堪えない映像であった。

 それにしても、それが放射能に由来しているのかどうか分からないけれど、先日の西尾さんがあれを見たらどう思うのだろうか。私に言ったことと同じことを言えるのだろうか。ふと考えてしまった。

西尾正道さんの見解。 

 守谷市とひたちなか市で、2日続けて西尾正道さん(北海道国立がんセンター前所長)の講演会が開かれて私はひたちなか市での講演会に行ってきた。

 午後1時20分から5時までの超ロング講演会で、話は多岐に渡った。

 ご自分が放射線を使った医師であったので、治療した具体事例を挙げながら、内部被ばくと外部被ばくの違いの話、(今はそのことを知らない人はほとんどいないと思うが・・・)TPPによる、食の安全の危機(遺伝子組み換えと農薬の自由化)と医療の危機(保険会社の日本支配)。それに甲状腺ガンが放射能由来ではない、という話。

 質問の時間があって、誰も質問しそうになかったので、私が「甲状腺がんの多発を受けて、スクリーニング効果のせい、と言ってきたことが2巡目で僅か2年以内で1巡目で異常なしの人から57人が新たにガンになっているのは、つくば医大の甲状腺専門医の原教授が言っている、普通の甲状腺ガンより広がるタイプのものが多いのが気になっている、ということになるのではないか。これはスクリーニング効果では説明がつかないのではないか。」と聞いた。

 西尾正道さんは「1巡目の時は慣れていなくてスキルが低かったので、見落としたものが2巡目で分かったもので、それも1巡目の113人よりずーっと少ない。放射能のせいではない。原発反対の人は何でもかんでも放射能のせいにしたがる馬鹿ばっかりが騒いでる。いずれ5年後に分かる。」と答えた。

 原発反対の人はすぐに何でも放射能のせいにしたがる。と言う割には、西尾氏は今の段階で「放射能のせいではない」と言い切っており、いずれ5年後に分かる、という見解と矛盾することで、何で今の時点で「放射能のせいではない」と断言できるのか矛盾に満ちた話でもあった。

 あの言いっぷりだと西尾氏は原発に賛成なのだろうが、そんな事とは甲状腺ガン多発の問題は関係がないと思う。今の時点では、放射能のせいであるとか違うとか、そういうことを断言するのは明らかにおかしい。

 何故甲状腺ガンと直接に関係ないのに、あれほど原発に反対する人を嫌悪するのかが分からないし、その態度に寧ろ嫌悪感を覚えた。逆の意味で西尾氏は、原発反対の嫌いな人と同じことをしていることに気付いていない。私の質問に25分も直接関係ない話までしていて、あまりに一方的な主張に辟易した。結局質問時間は私一人で終わってしまった。
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