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避難解除から4か月、様々な実態。 

 世間からは忘れられがちな、原発事故による避難から5年近くになる自治体。その中でも昨年9月に避難解除された楢葉町は、特に「問題解決した町」というイメージがあるように思う。

 その楢葉町の現状について触れてみたい。

 昨年の暮れで帰宅した住民は5%位である。今の住民登録数は約7千人だから、350人位と言うところである。

 当たり前だが、町は昼ばかりではないので、夜は暗くなる。以前ならば町内に存在していた家は当然灯りが灯っていたので、それなりに暗く、それなりに賑やかであった。しかし、今は5%程度の住民の居住となると、相当に周りは暗い。

 帰宅している人は、町の職員だったり、東京電力の職員など関係者、と言われる人たちが大半と言うから、寂しさはひとしおである。(今は電気代がかからないから、町職員は自宅の電気を灯しておくように言われている、とのこと)

 それに加えて、町内は人が住むことを許された町としては、もっとも第一原発の近くにあることから、廃炉・除染作業者が居住住民の3倍近くの1000人にも及んでいる。

 この除染作業員、というのが問題が多く、夏などは入れ墨がちらちら見え隠れし、住民を怖がらせているし、事実作業員がいるところの炊事を担当している70歳になる女性が性的暴行の被害を受けた。

 「命だけは助けてほしい」と懇願して助かった、という噂が聞こえてくる。

 想像するに、こうして表面に聞こえてくるのは氷山の一角であろうと思う。誰しも隠したい事件である。以前には隣の広野町で同様の事件が発生しているので、事件の実数は10倍くらいに達している恐れもある。

 そういう廃炉作業による作業員宿舎はどんどん建設中で、現在の計画でも3倍の3000人に達する予定である。「怖くて住めない」という声が多いのである。

 加えて帰宅のための障害には、最終処分場建設受け入れという問題が立ちふさがっている。全国どこでも住民の反対運動に会って遅々として進まない「各県一か所」という指定廃棄物の最終処分場建設の受け入れを決めた楢葉町は、帰還意識にブレーキがかかっている。

 前途は多難である。

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