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楢葉町の未来図が南相馬市特定避難干渉の扱い。 

  12月28日、強引に特定避難干渉地点の解除を、安倍政権は強行した。

  情報によると、80人ほどの説明会参加者は、反対一色だったにも関わらず、帰還を促す解除の決定をしたという。

  解除の場所は、飯舘村の近くに位置していた。放射線量がまだまだ高い、当然環境的には20mSV/年を超える。
政府は除染したところを計測して、「20msv/年以下になったから、健康被害はない。」と説明して一方的に解除を宣言したわけである。

  20msv/年というのは、原発労働者の5年100msvという基準を当てはめた数値だが、そもそもそれさえもとんでもない基準なのである。5.2msvが白血病の労災基準であるのに、何故20msv/年が出てくるのかも分からないし、チェルノブイリでは、5.2msv/年に達する恐れがるところは、事故後の被害の拡大から、5年後に強制的に移住をさせた地域の線量にもなっているのである。

  それを承知で政府は(自公政権は)そんな高線量地域に子供も返すというのである。許しがたい暴挙であり、殺人である。

  この動きを見ていて私は、楢葉町の未来を想像する。同じように安倍政権(自公連立政権)は、楢葉町の避難解除準備区域の解除強行を実施しようとするだろう。

  一人の子供も犠牲にさせない、しない、という覚悟をしないといけない。それほど今回の政府の対応は強権的であり、恐怖政治なのである。南相馬の人たち、楢葉町の未来を憂う。
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金のため、を優先するということ。 

  言わずと知れた原発の再稼働、こんな危険なものを動かす理由はただ一つ、金、である。

  動かす人たちが、「安全とか、絶対とかは言わない。」と言っているので、動かす方も、根拠のない「たぶん大丈夫だろう。」ということで再稼働は進んでいく。これまでもそうだったが、これからもそうである。

  大きな木で言うと、この原発再稼働問題は、枝の問題である。実は日本は枝だけではなく幹が腐っている。

  例えば、食品の添加物が日本は世界的にみても基準が緩い。ついこの前も、ミツバチの大量死(巣の崩壊)に関係しているといわれる、ネオネコチノイド系農薬「コロチアニジン」の残留基準を、日本は緩和するというニュースが出た。

  このネコチノイドという農薬は、人間の認知症の原因とも指摘されている。今はコメや大豆に使われているが、基準の緩和で、今まで使えなかったホウレンソウなどにも広がっていくという。

  食品添加物や、こういった農薬は、近年増えている若年性のガンの多発などに大きく影響していると言われているのである。

  考えてみてほしい。以前は年齢とともにガンの罹患が増えている、と思われてきた。しかし、いまやそんなことは全然なくて、小児がんなど若い人たちにガンは多発している。その原因が食品にある、というわけである。

  それならば何でそんな危険なものを許可するのか、と言ったら、企業の金儲けのためである。

  企業活動(金儲け)が不自由なことを、どんどんと緩和して自由にする、自由社会である。

  人の命よりも、企業活動の中心は、金儲けなのである。人の命などどうなっても関係はないのである。それが日本社会の今ある現実の姿である。つまり日本という大木の幹である。その腐った幹から出た枝が、腐っていないわけはない。腐りきっている。だから、原発の再稼働を本当の意味でやめさせようとしたら、根本的には日本のあるべき姿を変えなくてはならないのである。

楢葉町一歩会、次の一歩へ・・・ 

  昨日、楢葉町一歩会の代表Nさんと、今後の活動について話し合いに行って生きた。

  運動的時間的な余裕というのが少ない。だからゆっくりと会員を増やして、組織を大きくして影響力を行使するという戦術が取れない。なにせ、来週以降に帰町時期の判断をすると言うのだから・・・

  そこで考えたことは、元々ある組織を協力団体としてくわえられないか、ということである。そうして形だけは大きく見せるということである。

  区長会(形だけは全住民が入っている)・老人会・婦人会・消防団・漁協・商工会、そんなところに呼びかけしたい。

  呼びかけの趣旨は、「町の復興には子ども・若者の帰町が欠かせないが、その為には一人の子供も犠牲にしないという町の姿勢が重要だ、町も議会も一歩会と同じ方向なので、協力を・・・」ということになる。さてこの呼びかけに対して、どこがどういう反応をするのか、楽しみでもある。

  東電に気を使っている人たち、「子どもなんかどうでもいい、早く帰らせろ!」と言えるのかどうか、興味がある。

  行動は早めにしなくてはいけない。1月14日に一回目の行動をする。

  その後は、双葉は一つ、というスローガンだけがあるので、その理念というか、具体的な項目を並べて、議会決議も取り組んでみたい。一歩会なので一歩ずつである。

  

放射能汚染と、甲状腺がん問題に思うこと。 

  27日の10時から、福島県の原発事故当時18歳未満だった人と、事故後1年以内に生まれた子供を対象にした、約30万人の甲状腺エコー検査に関わる、様々な人間模様について、NHKスペシャルでの報道があった。

  甲状腺検査は今は2巡目に入っていて、1巡目の時と比較して、検査希望者が、大きく落ち込んでいるという。

  理由は、福島県立医大の対応に対する不信が背景になっているという。理由は、1.何も肝心なことは教えず、検査の結果だけを書類通知する。 2.安全だ、とか、心配ない、ことだけを強調して、本当のことを言わないことへも不振がある。 したがって、受診しても安心できないし、不安だけが残ってしまう。というのが主な理由になっているという。

  恐らく、福島県などの自治体は、県民が不安を抱いて出て行ってしまって、人口が減ることや、素人に本当のことを言って不安を与えないように、実情を無視して統一見解を指示して、それを関係者が”組織的に”守っていて、疑問さえも口にできないのだろうと思う。

  たとえば、自分がガンではないか、と疑問を持ち、検査を受けた時に、医者が何も本当のことを言わずに、大丈夫だとか安全だ、と強調しても、納得しない人は納得しない。当たり前である。たとえばガンだったら、きちんと告知してほしいと思っている人には、本人に不安を与えないように、教えない、というのは、逆に疑念を抱かせる訳なのだが、そんなことも多くの専門家がいて、誰も気づかないのは、馬鹿か! と考えてしまうのは私だけではあるまい。

  そもそも住民をモルモットか、無知の集まりのように見ているからこういう対応になる。今やお抱えの医者なんかよりも住民の方が人間的にも、ずっとすぐれているのでは? と思ってしまうのである。

  NHKスペシャルでは、子を持つ保護者の相当多くの人が、「復興復興、と叫んでいる周りに気遣って、放射能に対する不安を口に出せず、」自分の中に閉じこもっている、ということも報告されていた。

  私は故郷楢葉町の復興についても同じことを感じているのだが、本質的な問題解決をしないで(逃げて)インフラの整備とか、そんなことにだけ集中している、と映っている。肝心な理念がないのである。だからいつまでも本質的な解決などできようがなくて、国の思う方向でだけの帰還、復興になってしまうのはないだろうかと危惧しているのである。

純粋=単純=馬鹿・・・ 

  私は、川端康成があまり好きではない。それは”雪国”という小説がバカバカしいからなのだが、人の複雑な心理的描写が独特で日本的で、それがどんなふうに評価されたのか知らないけれど、主人公の青年が仕事もせずに冬になると芸者のところに通い遊びほうける、というただそれだけではないか、と。

  それと似たような響きがあるので、石原慎太郎の小説なんて、絶対に見ない。

  それで、石原慎太郎は、選挙で敗れて政界から引退するというので、インタビューされていて、石原は「シナ(中国)と戦争して勝つことが夢だ。」と言った。

  この言葉に多くの若者が引き寄せられる。多分ヘイトスピーチの在特会などは、飛び上がって喜んでいるのだろう。

  第二次大戦で散った青年は、純粋なまでに国のため、と思い、戦争に突き進んだ。在特会などの人々の言い分だけを聞いていると、これまた純粋な人間性を感じるのは私だけではないだろう。

  国のため(本当かどうかは別)に戦う。というのは、本当にそれだけを思うのならば純粋そのものなのである。今の社会に純粋に思いを打ち込めるものなんてないので、若者はその純粋さに引き寄せられるのであろう。

  しかし、ことはそんなに簡単ではない。中国と戦争するという意味が、どういう意味を持っているのか考えないといけない。日本単独で戦えば、核兵器の前に、日本は焦土と化すことは火を見るよりも明らかである。(アメリカが日本のために戦争をするかと言ったらノーである。)そんなことも考えずに戦争はできない。しかし、右翼の人たちは単純である。

  単純というのは、同じ意味で馬鹿である。

  今回の選挙では安倍右翼政権が圧倒的多数を占めた。しかし、アベノミクスは早晩崩壊するのは目に見えているし、集団的自衛権で、展望は切り開かれることはない。(つまり中国を封じ込められない)それが、今回の選挙であ明らかになった、純粋=単純=馬鹿に政権を任せる4年間なんだろうと思っている。

栃木県の有識者会議座長との話し合いに行ってきました。 

  今回は那須塩原 放射能から子どもを守る会の方から、県の健康増進課に「有識者会議のやり方が、一方的に話すので、聞いている人たちとの交流がない。」という指摘で、今までよりは”話し合いが出来る条件”を作って、座談会のような方式で開催した。

 参加者は、20人をちょっと上回る程度で、最初ゲームをした後で、有識者会議の鈴木元氏から、いつもの都合のいいデータだけを並べ立てる話を一通り聞いて、それから、話し合い的な流れに・・・

 どうしても、鈴木元の話す内容に反論する意見が出てきてしまう。(これもあまりに鈴木元が出鱈目なのだから仕方ないが・・・」

 でも流れの中から、守る会の代表が、甲状腺検査のことについて「やっぱり不安を取り除こうという人たちに来て頂いて検査をしたので、検査を受けた人は安心した顔で帰って行っている。」という趣旨の話。

 これならばちょっとは話が出来るかな、と私も話に加わった。
 「有識者会議の座長がいくら大丈夫、とか心配ないと言っても、少しも保護者の不安が減らない。この辺の住民の意識は、放射能のことも口にすら出せない。ある農家のお嫁さんが、親が採ってくる山菜を、子どもに食べさせたくない、と親に言うと、怒られる。それが現状なのだ。それはどうでもいいとはならない。どうすればいいのか。」と・・・

 鈴木元しは「山の物、キノコなどは桁違いで放射能が高い。食べるべきではないが・・・」という反応。自分の話をするときは元気がいいのに、何だか歯切れは悪い。何で、「食べないように言っていく。」とならないのか。

 人数も少なかったので、「甲状腺検査も、やることに不安があるというが、やっている医師は、不安なんて何もない、と言っている。自治体がやらなくても住民グループが、次々とやっている。自治体も広がっている。有識者会議がやらなくてもいいといくら言っても、実態的には進んでいる。原発放射能汚染図を甲状腺検査実施自治体と重ねると、那須塩原市が浮いている。」言ってみた。

 鈴木元は「この辺は要素のプルームがあまり流れていない。セシウム汚染とは違う。」と。
 ならば福島県浜通りや、茨城県北部はやるべきですよね・・・ 鈴木元先生は高萩市のアドバイザーもされてますよね、というと。
 鈴木元氏は、私がそのことまで知っていると思ったのだろう。「いやあそこはいわき市よりは少ない。」と言っていた。

 いわき市より高いとか低いとか関係ない。那須塩原市は要素131が少ないと言っていながら、なんというアホな説明か、まったく呆れる。

 私は、会議終了後に「鈴木元先生、市民が山のものを放射能検査をせずに食べているので、もう少し簡単に身近で検査ができるように、公民館とか小学校に機器を備えるように市の方に助言してもらえませんかねー」などと言ってみた。元さん明確に答えなかった。

 守る会の代表も「元先生!! じいちゃん、ばあちゃんに、山のものは測ってから食べるように言っていただけませんかねー」など言っていた。元さん、やらないとは言えずに、言葉を濁していた。
 なーんだ、偉そうなことを言ってはいるが、普通の人の言葉には何と心もとないのか、何にもまともには答えないではないか。

東海第2原発再稼働の説明会に行ってきました。 

  この種の説明会の内容というのはもうすでに分かり切っていることなのだが、まー高萩市に来て間もないので、様子見も含めて行ってきた。

  案の定、予想通りの展開でことは進む。予想通りというのは、専門家が、素人目には納得されるような項目を並べ立てて(今回は5項目の安全対策の説明)・・・だから安全ですという説明をぐだぐだと述べていた。この種の説明は、何も知らなければ、何も文句のつけようがない説明というのをするわけである。

  200名くらいが来ていた。その中で、不肖私がトップバッターで発言した。質問の趣旨は以下の通り。

  1.色々と安全対策を十分にしていますというが、専門家が素人が反論できないように作っているものを、反論・検証す   るというのはできない。
  2.従って、原電が言っている安全対策を、素人が、本当なのかどうかということを、確かめる方法がない。
  3.そのために、今回の安全対策が嘘なのか本当なのかが分からない。今までは全部ウソだった。だから事故が起き    た。
  4.それでも運転再開をしたいという。ならばここに来ている原電の責任者が、自分たちが責任を持つという覚悟がある   のか。腹を切る覚悟で来ているのかを知りたい。

  原電東海村主張→ 責任、うーん難しい。刑事罰か、人道的か・・・宮澤大臣が、政府で責任を持つと言ったら、どう責              任を取るんだと言われた。難しい、応えられない。
 と・・・
  結局誰も責任を取らないということがはっきりとした。彼らが言う「安全だ」という背景には、確かなものは何もなく、”なんとなく大丈夫だろう”という、根拠のないものなのである。

  この日は、原発の配管に40か所の傷があることや、電気ケーブルを難燃性のものに変えるように言われているのに、変えないことに何故触れないのか。という質問もされた。しかし、訳の分からないことをグダグダトと言っただけで、明確には答えられずに、不安が増しただけの説明会だった。

  私が気になるのは、200人余りの聴衆が、あの説明を聞いてどう思ったのかということ。私の発言に、数名の人が共鳴したが、後は、馬鹿ばかしい話にも、はははーー、という訳の分からない笑い声が起きていて、何だか、結局は全部ウソの説明会でも、やったというだけでアリバイが出来上がり、運転再開する気ならば、住民の命などは何の関係もなく進んでいくのだなーと感じたのであった。

高萩市の回答を聞きました。 

  高萩市民を放射能から守る会と関わっているが、代表のFさんから「市の危機対策課が自分のところに来て、公開質問状に対する回答を持ってくるので、同席してもらえないか。」と要請されて、その席に伺った。

  Kさんという課長が、立会者を連れてやってきた。回答書は、1.甲状腺検査の継続実施の要望への答え。 2.指定廃棄物最終処分場に対する市長の考え。の2点なので、その内容であった。

  まず、甲状腺検査については、途中市長は「専門家の話、助言から判断して、高萩市は必要ない。」という回答をしていたが、議員や議会からの要望もあって、継続するということになった。まー取りあえずこれでいいわけである。

  指定廃棄物の最終処分場の建設にあたっては、「反対という態度は示さない。」というものであった。茨城県は「このまま推移しても、放射線量は逓減しており、保管量も少なくなるので、問題ではなくなる。市町村長会議でも、結論も出していないのに、ここで、高萩市が騒ぐことはない・・・」という態度で、「気持ちはわかるでしょう。問題になれば反対しますが、いまは騒がない方がいい。」ということで、回答書には書けないが、大人の対応をする、という何とも歯切れの悪い回答であった。

  何度か「その話を一般市民に言えますか」と問いただしたが、市の課長は「いやー言えませんが、ここだけの話なのです。」と。

  高萩市長は東海村原発の再稼働についての、30キロ圏内の自治体への意向調査(同意が必要かどうか)についても、茨城県内で、水戸市に次いで見解を明らかにしていない。特殊な自治体である。

  私は、市長としての見解を明らかにしないこの間の対応に対して、「こんなに何も言わないならば、市長が居てもいなくても同じではないですか。」と言ったが。その課長は「市としてはやることはやっている。」という態度であった。

  甲状腺検査の件で、私が「4~5年後から問題が出てくるというのが、チェルノブイリの経験であり、国もそういっている。長期的にみて、山のものを食べて健康障害が出てくる事例も多く報告されているので、高萩市でもそういう取組が必要ですね。」という話にも、課長は「検査結果は出している、それでも食べる人は食べるのだから、それはしょうがない。」という話で、常に「市としては言われるようなことはない。やることはやっている。」という態度であった。

  まったく、これだから市民目線でない、と市民には映るわけなのだが、その意味さえも分からないのだろう。いかに市民の意識レベルから問題を取り組むか、という視点がないから、いくらやっても市民からは「なにやってるんだか・・・」という批判がやむことはないのである。やってることに魂が入っていない。

色々な報告。 

  6日の午前中は、県議選東海村選挙区から、現職の自民党候補に「東海第2原発再稼働に反対する会」から対抗して立候補した荻さんの(関東子ども健康支援基金の共同代表)応援に要請を受けて行ってきた。

  原発に反対する人たちの選挙というのは、いつもそうなのだが、お世辞にもうまいとは言えない。有権者が最も切実な関心ごと、自分たちの生活がどうなるのか、そこをどう考えているのか、の訴えが弱くて「武士は食わねど高楊枝」的になってしまっているのが歯がゆい。

  原発に反対している人でも、そのことだけで候補者に投票するということになるまでは、まだ明らかに壁があるわけである。今回も総選挙との同日選挙だし、自民党が300議席に届く勢い、というのだから、当選したら奇跡でもある。

  その日の午後は、いわきに行って、立教大学の先生と、故郷楢葉町のことについて、あれやこれや長話をした。楢葉町一歩会を作ったことは前に報告しているが、町への要望の取り組みなどニュースにして町民に返すという作業について意見を聞いた。そのままいわき駅前のホテルに宿泊。(友人と酒飲み)

  7日は朝7時半に仲間と待ち合わせて、福島市へ、原発災害と生物・人・地域社会への影響と保障・生活再建の途を探る、という大学の先生方の研究発表というのに聞きに行った。

  ヤマトシジミという蝶の放射能の影響調査(琉球大学大瀧教授)の研究発表。汚染地のため池に住むコイの研究(東京大学水産実験所、鈴木譲) 同じくサルの血液の研究(羽山 伸一 日本獣医生命科学大学 獣医学部 教授)を聞いた。

  これらの研究では、概ね放射線量が下がってきていて、特徴的な影響は報告されていないが、結局まだよく分からないということである。この種の研究で感じるのは、政府や国際機関(IDRPなど・・・)などが言っている、疫学的証明というのが、相当に困難で、様々に問題が出ていても、「科学的でない」と一蹴されてしまっているように思えることである。

  7日の夕方、高萩市の「高萩市民を放射能から守る会」の代表からの電話で、「10日の日に市役所から職員が来て、公開質問状のことで話しに来るので、一緒に立ち会ってほしい」との要請を受けた。

  8日の日に事前の打ち合わせをした。話す項目は① 市による甲状腺検査について。(議会で市長はやらないと言っていたが、継続してやる事に。) ②指定廃棄物(8000ベクレル/キロ~10万ベクレル/キロ以下)の最終処分場問題。になるはずである。

  市長は今まで回答を先延ばしにしていたが、いよいよ接触することになるわけである。

  うーむ、年賀状も書かねば・・・ そーだピロリ菌の検査・・・

28年後のチェルノブイリ周辺のこと。 

  NHK出版局で出版している、低線量汚染地からの報告(馬場朝子・山内太郎)という本が出ていて、様々にチェルノブイリ周辺の汚染地のことを報告している。正確に言うと26年後である。(調査と、執筆した時期が違うということ)

  ウクライナ政府が26年間積み上げたものを、政府報告という形で出しているのである。書いてあるものを全部紹介することもできないので、概略をかいつまんで書いていきたい。

  まず調査をした対象は、
 1.原発事故の終息作業にあたった労働者、(第一ゾーン)31万7157人。
 2.1平方メートル55万4千ベクレル以上の汚染地、強制移住地域。(第二ゾーン)8万1442人。
 3.1平方メートル55万5千ベクレル以下18万5千ベクレル以上。(第3ゾーン)153万1545人。(移住に権利を持つ地域)   日本に多く存在している地域でもある。)
 4.1~3の人たちから生まれた第二世代、31万9322人。(第4ゾーン)
 
  合計224万8466人。その人たちに対する26年にわたる調査報告である。(この結果をIAEAやWHOなどの機関は認めていない)

  1988年には、健康と言える人、というのが67.7%いたものが2008年には21.5%に激減している。つまり人々の健康が、ガンに限らず広く侵されているということ。

  特に循環器系の病気が深刻で、ガン以外の死因の実に89%を、心筋梗塞・狭心症などが占めている。全疾患の30%だという。次に多いのが、消化器系26%、慢性気管支炎などが多いという。次に呼吸器系が20%。

  これらの傾向は、第一ゾーンとか第二ゾーンだけでなく、第3ゾーン(福島県の広域・栃木県の多くの部分・群馬県・宮城県の一部など等も該当)でも同様の傾向があるという。

  それで、第3ゾーンにある市場で食品の調査をしているが、市場はどこもベクレル検査器が常備していて、基準を上回る食品が出回ることはない。ならば何故低線量汚染地でも循環器系の病気が増えているのか? 調査をした人は、病院にかかっている患者から実情を聞いている。

  この患者の家に行って、様々なことを調べているのだが、特にこの人は、循環器系の病気で心筋梗塞を2011年に発症yし、仕事を失っている。

  それで、食事にはキノコやイチゴが出てきていたので、「放射能は大丈夫なのですか。」と聞くと、少し怒った様子で「市場の物は高くて買えない、自然のものを食べて今まで生きてきた、こういうものを食べずには生活できない。」と言われている。
冷静に考えてみてみると、日本にも同様の話は多く聞かれる。この前も、友人が乳がんにり患しているのに、その人に野生のイノハナというキノコを持ってきた人がいた。

  この調査をしている医師が、「最も危険なのは、森の恵みで、キノコや野イチゴなどが食べられている。それらの80%以上は基準値を超えている。」と言っている。

  今までのことで分かっていることではあるが、自然の中で取れたものを食べることがそういった放射能由来の疾患の増加に拍車をかけているわけである。やはり・・・ 改めて、経験から学ぶことの大切さを思い知る。

  
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