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牛糞堆肥の放射能汚染基準400ベクレル、 米500ベクレル? 

 昨日に続いて放射能の数値、基準の不可解な問題について私なりに考えたい。


 全く面倒なものである。いまの世の中の仕組みが複雑になっているのだから、私のようなアナログ人間にはどうにも理解することが難しい。

 栃木県の農家が作っている牛の糞を使った肥料の、牛糞堆肥。半分くらいの46%が放射能の値が基準値を上回っているという。 

 ではその基準というのは幾らなのかと思ったら、1キログラム当たり400ベクレルだという。

 私の記憶が正しかったら、確かに米の放射能の基準値は1キログラム当たり500ベクレルであると思う。

 日本の放射能の被ばくの基準値は、畑に撒く肥料のほうが、人間が主食としている米よりも基準値が高いということになる。

 確か水道水は200ベクレルと思うが、ロシアでは当初食品の基準を1キログラム当たり370ベクレルとしたが、すぐに10分の1の1キログラム37ベクレルに下げ、今は11ベクレルと聞く。飲料水は2ベクレルが基準である。

 今日の政府の発表では、年間の人口放射能による被ばく限度を1ミリシーベルトにするという。じゃー今までの基準は間違いでした、とならなくてはならない。

 今の政府の頭の中は一体どうなっているのか?と言いたい。自主性もなくICRP(国際放射線防護委員会)などのいうことを聞いているからこういうことになる。

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ベクレルという放射能単位って分かりにくいが・・・ 

 10月24日の新聞などマスコミは、千葉県柏市の市有地で深さ30センチの土中から1キログラムあたり27万6千ベクレルの放射能を検出したという。

 一般的な放射能の単位表示のシーベルトだと、57.3マイクロシーベルトだという。そのいずれも驚くほどの高線量である。

 1キログラム当たり27万7千ベクレルは、新聞などに出ている福島県を中心とした汚染地図(1平方メートル当たり)でいうと、1546万ベクレル程度に相当する数字である。あの真っ赤な地帯である。福島県の土壌汚染の最高値は1平方メートル当たり3000万ベクレルというのが文化省の発表である。

 ここで少し自分の頭を整理したい。マスコミ発表では、1平方メートル当たり1万ベクレルは、1キログラム当たり150ベクレルに相当するという。この計算方式にどんな意味があるのか私には分からないが、マスコミではそういっている。また別な専門家たちは、平方メートルの値は、キログラムの50倍というし、文部科学省は56倍という話もある。仮に50倍ならば。

 だから、1キログラム1万ベクレルは1平方メートルなら50万ベクレルになる。

 1キログラムで10万ベクレルならば、1平方メートルで、500万ベクレル。

 1キログラム20万ベクレルは、1平方メートル1000万ベクレル。

 1キログラム7000ベクレルは、1平方メートル35万ベクレルになる。

 つまり、柏市のホットスポットは1平方メートル1035万ベクレルというとんでもない数値になるのではないだろうか?56倍ならさらにすごいことになる。チェルノブイリの事故では、55万5千ベクレルが強制避難地域である。柏市のホットスポットは、福島第一原発から20キロ圏内の南側よりも相当に高い数値である。

 マスコミは単位を分かりやすくすべきである。統一して発表しないと、自分が認識できる単位と比較検討が出来ないのである。(分かっていてわざとそうしているのだろうけど。)

 ついでに言うと、年間被ばく量の政府発表もいい加減である。放射線量の高いところがあっても、一日そこに○○時間しかいないから、残りは家の中にいるから、毎時3・8マイケルシーベルトまでは、年間20ミリシーベルトを超えない、という。20ミリシーベルトという基準も全くのいい加減な数値だが、ここには家の中の線量について何も言っていない。家の中が1ミリシーベルトならばまったく被ばく量は違ってくる。

 ちなみに3.8マイケルシーベルトを1年間被ばくすると、3.8(1時間)×24(一日の時間)×365(1年の日数)=33.288ミリシーベルトになる。

 年間5.3ミリシーベルトは原発で働く人たちの、白血病になった時の労災基準である。

 

大半の住民は賠償しか考えず・・・ 

 町役場が警戒区域縮小に対してどういう見解なのかを知りたくて電話をした。

結論的にはどうしてよいかはっきりしない、というところだ。というのは、楢葉町が直接的に住民の意向を東電とやり取りできていないからである。周りを見たり聞いたりして徐々に決まっていくという感想であった。

 私がこの件について町に意見を言ったのは、

① 今だ事故を起こした福島第一原発が毎時1億ベクレルの放射能を出し続けているという現実。 

② 4号機の燃料プールが破損したらむき出しで燃料溶融が起きる。(10月15日朝日新聞掲載)これは人間が制御できなくなることを意味する。その安全見通しもついていない。

③ 除染が全くされていないし、その効果もわからない。

④ シーベルトの検査だけでは不十分だ、そこにどれだけの放射能が蓄積されているかを知るための、ベクレル               検査が欠かせない。

 以上の4点が解決していない状況で、警戒区域の縮小などは殺人的行為である。と意見を述べ。

 ついでに、賠償の問題についても、帰る人帰れない人、個々人で様々な要求要望がある、一様ではいかない。要求に元ずく賠償を基準にするべきだ。と申し入れた。


 賠償の問題については、町にも様々な意見が行っているという。これからの課題であろう。富岡町出身んの矢内さんという方が、賠償問題で組織的な取り組みにするための行動を起こしている。すでに1万人くらいの署名が集約されているという。

 警戒区域縮小の動きについては、町も手探りの感想を持った。避難準備区域が解除された広野町では、完全に帰宅した住民はいないという。来年の9月に幼稚園と保育所の再開を目指して今除染など様々なことをしているという。楢葉町も、幼稚園(保育所含む)の除染と、上繫岡地区(町内で比較的に線量が高い地域)を実験的に除染するという。(無駄なことと思うが)

ただいま放射能放出中→毎時2億ベクレル~1億ベクレル 

 10月9日石川県の原発講演会に、現地からの報告をしてくれと言われ出かけた。行ってみてびっくりしたのは、私の前に、広瀬隆さんが1時間30分の講演をするということであった。

 私の報告は30分で、広瀬隆さんという今を賑わす時の人が、地震問題や、原発の技術的問題など専門的な話のあと、私は社会的な弱者や一般の人達が、今回の原発事故で、どういう思いをしたのかを具体的な事例を挙げて報告した。

 広瀬隆氏の講演にはそれなりの受け止めがあり、私の報告には現場からの報告なりの反応があったと思う。

 それはいいのだが、私が講演の後の交流で、福島原発の現在の放射能の放出は、東京電力統合対策室の発表では毎時2億ベクレル程度である、と言ったら、広瀬隆氏は全く知らなかった。「どこに出てたのか?」と。

 中央新聞には私が知りうる限りは出ていない。私がいま住んでいる栃木県の下野新聞で報道されていたのである。(9月21日付け)

 ちなみに10月16日のテレビ報道ではそれが1億ベクレル程度に下がっている。と報道されている。

 富岡町の清水前という地区でヨウ素131が9月に検出されたという報道があった。

 ヨウ素131はご存じの様に、半減期が8日である。その10倍の80日で1000分の1になり、ほぼゼロになる。3月12日から15日にかけての原発の爆発で出た放射能は半年も過ぎた今はゼロである。

 したがって、富岡町で検出されているヨウ素131は今現在出ている放射能である。知っていてもマスコミはそうは書かない。

 1時間で最大で2億ベクレルは1日ならば48億ベクレルである。1億ならば24億ベクレル。それが今毎日双葉郡の原発から新たに放出されているのである。そうして降り積もっている。(ちなみに55億5千万ベクレル以上がチェルノブイリ原発事故の強制移住地域である。)

 政府も東京電力も、出てしまった放射能とその対策を何もしていない。 除染も放射能放出の完全な閉じ込めも何もできていない。それなのに今既に20キロから30キロ圏の緊急時避難準備区域を一方的に解除したのである。これは殺人である。避難させた時と何一つ変わっていない。原発の炉のい温度が100度を下回った、というただそれだけである。

 いま国と東電は、警戒区域の縮小を画策している。私の地区は約60万ベクレルである。それでもⅠ~2マイクロシーベルトという。(私が庭の放射線量を計測したら3マイクロシーベルトであった)

 楢葉町は、大部分の警戒区域を解除縮小する。そうしないと福島第二原発を稼働できないからだ。

 そうして何人もの人がその地獄のような地区に戻るのである。この歴史的な犯罪をしっかりと見届けなくてはならない。


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